「古びた新聞集積場が
カッコいいカフェに大変身」
STORE RENOVATION | FISH HOUSE CAFE
古いテントを張り替えてテラスをウッドデッキに造り替え、大型犬を連れたお客さまもくつろげるようベンチを設置。
SQUAREテイストのサビがカッコイイ鉄扉で、以前の建物のイメージを一新。
オーナーのこだわりで、キッチンの壁に貼ったブルーのタイルはご自宅キッチンにも色違いのタイルを採用。
天井をぶち抜いて鉄骨を剥き出しにし、開放感と無骨さをプラス。
オーナーのご要望で、長年かけて集めたFire Kingの食器をディスプレイする棚を階段下スペースに設置。
コレクションを眺めながら飲食できるカウンター席も製作。
コンクリート剥き出しの床は、手を加えることなくそのまま使用。
床の無骨さに合わせて、カウンターのモールテックスもムラのあるラフな塗装に。
店外からも見える位置に、オーナーご自慢のラ・マルゾッコのエスプレッソマシンを置く台を設置。
塗装はオーナーが惚れ込んだモールテックスで。
壁紙を剥がして出てきたコンクリートブロック。 一面だけを白ペンキで粗く塗装し、ラフな仕上がりに。
カーペット敷きだった床を剥がして、味わいのある板張りに。
有馬温泉街にある「FISH HOUSE CAFÉ」は、秋田出身のオーナーが秋田の食材やスイーツ、レアな秋田の地酒などを提供するユニークなカフェ。 バリスタの資格を持つオーナーによるラテ・アートと可愛い看板犬たちも人気だ。 店舗物件は、1階が新聞集積場だった建物。 築30年を超えるこの物件を、SQUAREが味わいあるカフェへとリノベーションした。 「1階はコンクリート剥き出しでボロボロでしたが、SQUAREの林さんが『これはおもしろい! やりがいのある物件』と言ってくださって。 まるごと全てお任せしました」とオーナー。 シャッターが付いていた正面入口は壁ごと取り壊してイチから造り直し、ガラス張りの大きな鉄扉とテイクアウト用の小窓を設置。 古びた鉄骨や鉄製の階段など物件の味わいはそのまま活かし、コンクリートブロックの壁面には粗めの塗装を施して無骨さを演出。 キッチンは動線を考えて、カフェ用と調理用の2カ所にシンクを設けている。 「どんなメニューを提供するかを林さんが細かく聞いてくださって、使い勝手のいい配置になっているのでとても快適」だそう。 以前はカーペット敷きだった2階は床板を張り直し、天井と壁紙を剥がして1階と同じく無骨に仕上げ、テーブル席スペースに。 「トイレに至るまで全てがカッコイイ! 店内を撮影するお客さまも多いです」と嬉しそうなオーナー。 改装前の建物を知る近隣店舗や地元の方は、あまりの変わりように皆さん驚いているそう。観光客ばかりでなく、地元の方にも愛されるカフェになっている。