「サンタバーバラのカフェみたいな
空間が完成」
HOUSE RENOVATION | 豊中市 I様邸
ダイニングテーブルも兼ねた大きなキッチンカウンターは、ご夫妻の要望で高めのサイズに。
カウンターの下にスツールをスッキリ収められる設計。
キッチンの壁面には、奥様が集めている酒器やアメリカで購入した食器などをたっぷり収納できる棚を足場板で制作。
食洗機をビルトインしたキッチンカウンターは、深さのある大きな引き出しを備え、鍋や調理器具などをスッキリ収納。
天井に設置した木材は、ご夫妻がアメリカ滞在中に通っていたお気に入りのカフェがモデル。
そのイメージを再現するために、エイジング加工を施した特別なBEAM(梁)材を採用。
キッチン正面の壁面には、足場板を使ったコレクションのディスプレイ棚とスクリーンを設置。
料理しながら映像を楽しめる。
玄関からLDKまで同じ床板を敷き詰め、工費削減のためご夫妻自身が薄いグレーに塗装。
ベランダを全面ウッドデッキにすることでリビングからの繋がりを持たせ、より広々とした開放感ある空間に。
大量の衣類などを整理するため、ハンガーを掛ける太いパイプと足場板の棚を壁に設置し、ひと部屋丸ごと収納スペースに。
洗面室には大きなミラーと一体化した収納棚を設置。板張りの洗面台下には収納スペースも。
「予算がなかったので、壁紙を替えるくらいの簡単なリフォームにする予定だったけど、思い切ってSQUAREにお任せして良かった!」と語るIさん。「大きなキッチンカウンターが欲しい!」というオーダーからスタートし、壁をぶち抜き、天井や壁紙を剥がしてキッチンが主役のLDKを製作。「和の要素も残したい」というご夫妻の要望で、和室は琉球畳に敷き直し、掘りごたつに足場板の天板を設置。壁や天井の漆喰や床板の塗装はご夫妻にお任せしてコストダウンを図り、限られた予算内でカッコイイ空間づくりを目指した。モデルにしたのは、ご夫妻がアメリカ在住時に通っていた、サンタバーバラにあるお気に入りのカフェ。「以前は外食が多かったけど、キッチンが広いから料理が楽しくて家で過ごす時間が増えました」と奥様。ワインや日本酒を飲みつつ二人で料理をして、正面の壁に設置したスクリーンに映した映画やスポーツを観ながら食事を楽しんでいるそう。「本物にこだわっているSQUAREを見習って、食器や家具などもいい物を選ぶようになった」そうで、窯元まで行って購入した器やアメリカで入手したグラスなどがセンスよく棚に並ぶ。「アメリカの人たちは毎週のようにホームパーティーを開いていて、そんな家にしたかった」という願いを叶え、友人を招いて立食パーティーを楽しんでいるIさんご夫妻。築30年を超えるマンションが「家に行きたい!」と友人に言ってもらえる、開放感ある居心地のいい住まいへと生まれ変わった。
工期 | 2.5ヶ月 |
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改装費用 | 780万円 |
施工面積 | 70.2m2 |
構造 | RC造 |
家族構成 | 夫婦 |
所在地 | 大阪府豊中市 |
築年数 | 28年 |